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時伝 金沢五彩箔 金箔屋さくだ

金沢五彩箔 スモールフェイス シルバーケース

金沢五彩箔 スモールフェイス シルバーケース

33,000円(税込)〜
金沢五彩箔 スモールフェイス ゴールドケース

金沢五彩箔 スモールフェイス ゴールドケース

売り切れ
金沢五彩箔 ビッグフェイス

金沢五彩箔 ビッグフェイス

33,000円(税込)〜

『金沢五彩箔』の、カラフルなきらめき。
鯖江バングルウォッチ × 金沢金箔屋さくだ

北陸の手技を未来へ継承する、伝統工芸のコラボレーション。Sabae Bangle Watch『時伝』シリーズ第3弾。

福井県鯖江市の眼鏡づくりと越前漆器の職人技が息づくSabae Bangle Watchに、約400年以上の歴史を誇る伝統工芸 金沢金箔の技を融合させました。

コラボレーションするのは、金沢文化の風情を感じる東茶屋街の近くに本店を構え、金箔の魅力を幅広く発信する金箔屋さくだ。金沢に受け継がれる伝統工芸の技を進化させ、モダンな創造性を探求することで、個性が光るオリジナルの腕時計が誕生しました。「時代を超えて伝わる技術」をコンセプトに、日本のものづくりを未来へ継承する【Tokidute 時伝】プロジェクトの第3弾です。

黄金色
スモールフェイス シルバーケース / 黄金色
えんじ色
スモールフェイス シルバーケース / えんじ色
藍色
スモールフェイス シルバーケース / 藍色
古代紫色
スモールフェイス シルバーケース / 古代紫色
草色
スモールフェイス シルバーケース / 草色

ビッグフェイス、スモールフェイスの文字盤をご用意。それぞれ「加賀五彩」にインスピレーションを得た黄金色・えんじ色・藍色・草色・古代紫色の5色を展開します。

手元を品良く華やかに彩る、色鮮やかな『金沢五彩箔』

越前漆器で下塗りをした文字盤をベースに、約400年以上の歴史を持つ金沢金箔の伝統的な技法を用いた銀箔ベースの「虹彩箔」を施しました。マーブル模様の色鮮やかなきらめきは、1枚ずつ箔を着色剤に置いて写していくという、地道で繊細な技法から生まれるもの。人間の五感でつくるため、同じものはふたつとできません。

『金沢五彩箔』と名付けたカラフルな5つの色彩は、加賀友禅や九谷焼で使われる「加賀五彩(黄土・えんじ・藍・草・古代紫)」に由来します。漆器の蒔絵によるグラデーションを施した文字盤の光彩は、角度によって違った表情を見せ、手元を品良く、華やかに彩ります。

こだわりとお洒落心を満たして、女性を輝かせる才色兼備な腕時計。

文字盤に描かれた同系色のグラデーションは、「虹彩箔」と漆器の蒔絵の技を組み合わせたものです。ゴージャスで美しい箔の瞬きとやさしい雰囲気の蒔絵の粉彩は、コーデのさし色やアクセントにもピッタリ。自分らしく輝いていたい女性のこだわりとお洒落心を楽しく満足させる、才色兼備な腕時計です。また、福井県鯖江市の眼鏡の素材と手技を用いたバングルのカラーは、5つの色彩がより鮮やかに映えるようピアノブラックで統一。艶めきのある鏡面のような仕上がりが、『金沢五彩箔』の魅力を際立たせます。

女性着用 / スモールフェイス ゴールドケース 古代紫色 Mサイズ
女性着用:スモールフェイス ゴールドケース 黄金色 Mサイズ

歴史、風土、人の資質を礎に、金沢で受け継がれる金箔の技。

金沢金箔は、加賀友禅、九谷焼、漆器などと並ぶ、金沢を代表する伝統工芸です。約430年前、加賀藩初代藩主 前田利家公の時代から受け継がれ、金閣寺や日光東照宮などの寺社仏閣をはじめ、仏壇や多彩な工芸品などに使われてきました。今では国内の金箔シェア99%以上を誇り、優れた品質が国内外で高く評価されています。

金沢で製箔業が栄えたのは、大きく2つの理由があります。ひとつは、静電気が起こりやすく乾燥を嫌う金箔づくりに適した湿度の高い気候と、金箔製造に重要な箔打紙づくりに欠かせない良質の水に恵まれた金沢の風土です。もうひとつは、地道な作業を粘り強く続けられる誠実な職人の気質。これこそが丁寧さと緻密さが求められる高度な技術を連綿と受け継ぎ、上質な金箔をつくりだす礎となっています。

女性着用(左):スモールフェイス ゴールドケース 草色 Mサイズ
男性着用(右):ビッグフェイス シルバーケース 草色 Mサイズ

パッと目をひく、鮮やかな文字盤。その日のファッションに合わせて、アクセサリー感覚で身に付けても。

男性着用(左):ビッグフェイス シルバーケース 黄金色 Mサイズ
女性着用(右):スモールフェイス シルバーケース 黄金色 Mサイズ

上品かつゴージャスな『金沢五彩箔』ならではのきらめきが高級感を放ち、装いをほどよくドレスアップ。

金沢の伝統工芸の職人技が、手元で美しく時を刻む。

金箔金箔は、純金にほんのわずかの銀と銅を加えた合金と紙を交互に重ね、10円玉ほどの合金を畳2枚分の大きさになるまで繰り返し打ち延ばしてつくられます。製造は分業制で、なかでも10000分の1〜1.2ミリにまで薄くしていく「縁付金箔」の製法は高度な職人技を必要とし、2020年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。

『金沢五彩箔』では、この金箔の技を用いた銀箔をベースにして着色を施した「虹彩箔や色箔」を文字盤に使用しています。さらに、繊細で奥の深い金箔貼りの職人技や、漆器に金銀粉を施す蒔絵職人の技など、この地で大切に受け継がれてきた、さまざまな伝統工芸の職人の手技が息づいています。

金合わせ、紙仕込み、澄切り、引き入れなどの工程を経て、ようやく箔打ち(打ち前)の作業に。箔打紙に挟み袋革で包んだパックを箔打機で打ち冷ます作業を繰り返し、厚さ約10000分の1〜1.2ミリに打ち延ばしていきます。今回用いた「虹彩箔」は、さらに着色の工程がひとつ加わります。

虹彩箔 黄金色(銀箔の着色箔)

<中村箔飾工芸の箔貼り>

マーブル模様が美しく入るよう一枚一枚確認し、完成形を想像しながら行う「虹彩箔」の箔貼りの作業。「虹彩箔は、金箔より固く、すぐ破れてしまうので扱いがすごく難しい。のりが乾ききらないうちに周りを取るなど、時間との戦いもあります」と、職人歴10年の角谷裕子さんは大変さを語ります。

文字盤周りの箔を取り除く作業風景

<大下美術工房のスクリーン蒔絵>

「漆の塗りではなく、箔の上に蒔絵をするので温度管理などに気をつかいます」。そう語るのは、35年の経歴を誇る山中漆器のスクリーン蒔絵職人 大下圭吾さん。インデックス部分に色粉を施し、数字は黒の蒔絵で落ち着いた雰囲気に。境目に描かれた正確な金・銀のリングに、高い職人技が感じられます。

筆を使い色粉を蒔く作業風景
工具なしで簡単に取り外せる鯖江バングルウォッチ
バングルの取り付けもワンタッチ。